とてもつらいので気分転換に青春18きっぷで移動する
青春18きっぷで宇都宮→青森→長岡→飯田→宇都宮を移動しました。
SecHack365、セキュリティ・キャンプ、技育展予選のすべてに敗退してしまいました。
プログラミングは世間から見たらすごくできる程ではないのですが、それでも自分のアイデンティティだったので、かなり落ち込み倒していました。
ちょうどいいタイミングでアルバイト先がお盆休みに入ったので、気分転換に青春18きっぷでおでかけすることにしました。
1日2000円ちょっとで、特急や新幹線を使わなければJR内のどこまででも行けるきっぷです。
旅路
8/16 宇都宮→青森
1日目の移動
所要時間 14時間54分
■宇都宮
↓ 05:16~06:08
↓ JR宇都宮線 黒磯行
■黒磯
↓ 06:13~06:36
↓ JR東北本線 新白河行
■新白河
↓ 07:04~08:32
↓ JR東北本線 福島行
■福島
↓ 08:36~09:09
↓ JR東北本線 白石行
■白石
↓ 09:15~10:03
↓ JR東北本線 仙台行
■仙台
↓ 10:17~11:33
↓ JR仙山線 山形行
■羽前千歳
↓ 11:37~12:50
↓ JR奥羽本線 新庄行
■新庄
↓ 13:37~16:12
↓ JR奥羽本線 秋田行
■秋田
↓ 16:50~20:10
↓ JR奥羽本線 青森行
■青森
宇都宮から青森まで、新幹線であれば一度乗り換えるだけの3時間ちょっとで着きますが、在来線では15時間を要します。
家を出たのは4時台。早朝だとバスも安価な駐輪場もないので徒歩で駅まで。
下り東北本線で北へ。
新白河駅おなじみの同一ホーム別線。
新白河駅で朝ご飯。まだ6時台。
福島へ。
郡山でたくさん人が降りていく。
福島からは白石行き。白石からは仙台行きへ。
名取コナ。名取さなではない。
仙台からは仙山線で山形方面へ。
仙山線は日本初の交流電化路線としても有名。
おもしろやまこうげん
山の中を通っていく。
山形駅までは行かず、羽前千歳で乗り換え。今度は新庄行き。
平地が続く。乗客も安定して多い。
よい駅名。VTuberにいそうな名前。
山形新幹線と並走区間なので目の前に新幹線がいたりする。
恐るべし並行在来線。
新庄駅。
ここでお昼ごはん。
きてけろくん。
新庄からは秋田へ。
よこて。
刈和野駅では、でっかい綱も見れる。
秋田駅到着。
つよそう。
つよそう。
迫真の顔。
はるばる来た気がするが、東京や宇都宮から新幹線1本でここまで来れる。
本日最後の乗り換え、青森行き。
夕方になった。
夜になった。
青森駅、着。
移動中はずっと読書していたので意外と一瞬だった。
道中ずっと田んぼを見てきた挙句、炊いた後の姿まで見れた。
夜ご飯はカップうどん。
今日は爆睡だった。
8/17 青森→長岡
2日目の移動
所要時間 11時間43分
■新青森
↓ 10:45~14:01
↓ JR奥羽本線 秋田行
■秋田
↓ 15:40~17:27
↓ JR羽越本線 酒田行
■酒田
↓ 17:30~21:03
↓ JR羽越本線 新津行
■新津
↓ 21:33~22:27
↓ JR信越本線 長岡行
■長岡
せっかく青森まで来たので、バスで三内丸山遺跡へ向かう。
開館直前の時間帯は直通バスがないので途中からは徒歩。
案内フォントがいい。少女終末旅行感がある。
三内丸山遺跡。縄文時代の遺跡。
無邪気な男の子。
つぶらな瞳。
つぶらな瞳?
これは古代のウインク。
展示は重要文化財のオンパレード。
土器がありすぎる。ドキドキ文芸部ならぬ土器土器文芸部が作れそう。
外は復元された遺跡が広がる。
バスで新青森駅まで行き、そこから秋田へ。
散々練った挙句、三内丸山遺跡を見た後に日本海沿いをたどって普通列車で長岡まで行くことにした。(特急使うと直江津まで行けなくはないが青春18きっぷは使えない)
眠気覚ましのドデカミン。
行きは暗くて見れなかった景色が見える。
田園風景が続く。お腹が空く。
お昼ごはん。
能代駅は北限の茶畑らしい。
奥に見えるのはGoogleマップで誰もが目に止まる大潟村。
八郎潟干拓工事で日本第2位の大きさの湖がまるまる村になったすごい場所。
全然見えないが……
秋田駅着。16時前だけど空腹なのでお昼ごはん。
青春18きっぷ旅だと、食べられるとき食べとかないと永遠に空腹になる。
秋田の地酒飲み比べ。
ごはんとお魚を肴にいただく。
秋田からは酒田方面へ。ここからは行きと違う羽越本線へ。
奥の細道の北限、象潟まで降りてきた。
日本海も見える。
とてもきれい。
これは五月雨を集めて早いことで有名な最上川。
酒田からは人間工学に基づいているらしいめちゃ固い椅子へ。長時間だとかなり快適。
新津まで来た。時刻は21時。
夜の駅って感じがする。
静かなプラットフォーム。
乗り換えの時間を利用して、夜ご飯を食べる。
うまい。
これは壊血病予防のための野菜。長い航海なので。
長岡に着いた。花火の街。
とても栄えている。
宿の天井にヒビが入っていたけど、あまりにも眠すぎて気にならなかった。
8/18 長岡→飯田線経由→宇都宮
3日目の移動
所要時間 17時間00分
■長岡
↓ 07:29~09:48
↓ JR飯山線 戸狩野沢温泉行
■戸狩野沢温泉
↓ 09:50~10:48
↓ JR飯山線 長野行
■長野
↓ 11:10~12:29
↓ JR篠ノ井線 松本行
■松本
↓ 12:56~15:49
↓ JR篠ノ井線・中央本線 ・飯田線 飯田行
■飯田
↓ 16:18~20:16
↓ JR飯田線 豊橋行
■豊橋
↓ 21:02~22:27
↓ JR新幹線ひかり522号 東京行
■東京
↓ 22:40~00:29
↓ JR上野東京ライン 宇都宮行
■宇都宮
朝ご飯。今日の目的は飯田線に乗ることと、家に帰ること。
長岡駅からは飯山線の戸狩野沢温泉行きに乗る。
朝日に照らされてる駅名。
おじゃ。日本海美食旅の文字があるのに、この旅は日本海っぽいものをあまり食べられていない。
げじょう。豪雪区間らしい姿。
最近超快速がなくなったことでおなじみ、ほくほく線の時刻表も見える。
日本最高積雪地点だけどあくまで駅での最高で、積雪量ではもっと上の地域もある。だとしてもすごい積雪。
今は夏で、緑が溢れる。
千曲川か信濃川、どちらか不明……
戸狩野沢温泉からは長野行きに乗る。
長野駅。
長野駅までの3駅だけは「しなの鉄道」扱いで、青春18きっぷが使えないので、ちゃんと精算する。
長野駅からは篠ノ井線で松本へ向かう。
乗り換え時間が短いので、列車内でお昼ごはん。
迷惑にならないように立って食べる。スメルハラスメントに気をつけたい。
絶景。ここは日本三大車窓の1つ、姨捨駅周辺の景色。
しかも貴重なスイッチバック。
松本駅からは0番線発らしい。
1日1本しか無い普通列車の飯田行き。
JR東海っぽい雰囲気。
せっかくなのでご当地っぽい飲み物も買った。
お昼が少なめだったので間食も。
さすが天下の中央本線。線路が多い。
しあわせ信州。
これは北アルプスこと飛騨山脈。山を超えれば高山に行ける。
高山は去年青春18きっぷで行ったので懐かしい。
飯田線からは手動改札で駅員さんと乗務員さんがきっぷを作ったり回収したりする。
移動が多いせいか、乗務員さんのガタイもいい。
田園風景。飯田線は中央アルプス(木曽山脈)と南アルプス(赤石山脈)に囲まれて、右も左も山が続く。
小説も読み終わる乗車時間の長さ。
上伊那ぼたんみたいな名前の伊那上郷駅。
飯田駅に着いた。
萌えキャラがお出迎えしている。
乗り換え時間が短いのでちょっと外歩いて終わりになってしまった。
リアルゴールドで水分補給。
飯田線を豊橋に向かって南下していく。
2両編成だけど数人しか乗っていない。
天竜川に沿って駅が続く。
これはかの有名な佐久間ダム。
列車はトンネルを抜けたばかりで窓が曇っているが……
夜になってきた。
豊川まで来た。
鉄道唱歌で言うところの豐川稻荷道を通っていく。
窓から見えるのは日本の大動脈、東名高速道路が作る夜景。
豊橋駅到着。もう愛知県。
米原とか大垣行きがある。ここからだったら名古屋どころか岐阜にもいけちゃう。
折角なのでミニ海鮮丼で夜ご飯。
旅路を3日に収めるためにやむをえず新幹線を使う。
散々熟考した挙句、この区間を課金するのが一番良いという判断になった。
東海道新幹線。
車内チャイムが新しくなっていた。
飯田線走破の記念にプリンを食べる。
東京駅からは上野東京ラインで宇都宮へ向かう。
小山で日付を超えるので、ちゃんと宇都宮駅で超過分を精算。
終バスも過ぎているので、徒歩で家まで帰る。
完走した感想
本を読む時間も、考える時間もたくさん確保できた。
3日間移動続きで、もう少しゆとりがあると良かった気もするが、それでは単に娯楽になってしまうので、ちょうどいい塩梅だったと思う。