あすけんで体のパフォーマンスチューニング
あすけんユーザになりました。

まとめ
- 推測するな、計測せよ
- あすけんは入力しやすくて続けやすい
- 飲み会という外れ値はやむなし。続けることを目標にする
推測するな、計測せよ
プログラムのパフォーマンス改善でよく言われる言葉がある。
推測するな、計測せよ
最も身近で改善すべきことは、レガシーなアーキテクチャやインフラ構成でなく、自分自身の体ではないだろうか。
エンジニアご飯適当がち(俺統計)によれば、身の回りのエンジニアの食生活が終わっていることは自明である。
そんな中私は味噌汁エンジニアを自称するなど健康には気を使っているつもりだった。マルチビタミン・マルチミネラルのサプリを毎日飲み、健康第一を掲げている。
ここで、私のとある一日の食生活を記録した摂取栄養素グラフを見てみよう。

ダメダメである。
タンパク質・脂質・炭水化物・食物繊維が不足しており、給食で重視されていた全項目が終わっている。まさに義務教育の敗北である。
摂取エネルギーはお菓子を除くと半分も足りていない。
マルチビタミン・マルチミネラルのサプリマシマシでなんとか後半のビタミングラフを適正にしているが、サプリなしではビタミンC意外のすべてが不足である。
無理やり多段キャッシュを挟んで高速化したWebサービスみたいな状況である。
推測するな、計測せよ。
23年間、太らない人間ということに誇りを持っていたが、単に摂取カロリーが圧倒的に足りてないだけであった。
あすけんを始めよう。あすけんを使うと朝昼夜間食を入力すると無料アカウントでもこのようなグラフを出してくれる。
時代は逆ダイエットである。
あすけん
あすけんは毎日の食生活を記録するアプリである。

食生活を記録するとグラフやアドバイスが表示されるアプリである。
私は試しに1日使った結果、先述の悲惨的なグラフが表示された。
危機感を持ち、PDCAを回しつつ1週間ほどあすけんを使ってみることにした。
結論から言えばかなり入力しやすく、なによりグラフ化で快楽物質出てくるので一度始めれば簡単に続けられ、結果的に健康に繋がりそうであった。
(所感は無料会員の範囲のみです)
所感
あすけんの良いところを上げていこう。
バーコード入力
市販の食品はバーコードをかざすだけで入力できてしまう。冷凍食品からコンビニのおにぎりまで1発である。

カロリーや各種成分の入力不要で自動的に計測してくれる。
検索
敬虔なる自炊勢に上記のバーコード機能は使えない。
しかしプリセットがあり、厳密にしなければ比較的簡単に検索から入力可能である。

検索はマルチスレッドでできる優れもの。とにかく入力コストは低い。

こんな感じで昼食を入力できる。
すき家牛丼の具(冷凍食品)はバーコードで入れ、他は検索から引っ張り出した。
品名入力するだけで最終的に各成分の摂取グラフが出てくるので、かなり楽である。
履歴
何より便利なのは1度入力したものが履歴からワンタッチで登録できることである。

有料会員でないとセット登録はできないが、無料会員でも履歴からポチポチするだけで1分もあれば完了である。
同じものばかりの朝にはうってつけである。
通勤電車の中で1分もあれば入力完了である。
ウィジェット
ウィジェットの便利さも入力ハードルを下げる要因として大きい。

ワンタッチで食事の入力ができることは、タイパを重視するZ世代に必須である。
飲み会入力難しい問題
飲み会の入力は困難を極める。
取り分けられた少しのサラダ、誰かが頼んだ出汁巻き玉子。店長こだわり謎の創作料理。
これらの入力は困難を極めるが、厳密な記録をしたくなる理系脳を抑えよう。
こういう時、私はお店のジャンルに合わせて適当に居酒屋セットなどを入れている。

アドバイス
1日が終わればあすけんの女(通称)さんからのアドバイスとグラフが見れるようになる。

他にも有料会員になると、撮った画像から食べ物を解析して入れてくれたりするらしい。
1週間やってみて
👍️
- 入力がかなり楽。毎日続けられるUX。
- グラフが毎日出ることで否が応でも健康意識が醸成される
👎
- 起動に少し時間がかかる
- (移動中に立ち上げておいて席に座ったら入力とかにすれば問題なし)
感想
あすけんを初めて1週間。かなり食に対する意識が変わった。
プロテインの導入やマルチビタミン・マルチミネラルサプリの必須化、カルシウムサプリの追加によりかなり不足分が補えるようになった。
下記はあすけんをはじめて1週間程度だったとある平日のグラフである。

当初の不足しまみれグラフと比べるとかなり改善された。
あすけんを始めてから、食事がグラフ埋めドリブンになった。
グラフを均一化しようというモチベが働き、気づけば健康につながるという最強のサイクルができている。
食生活が乱れたエンジニアはパフォーマンス・チューニングする前に、自分自身をパフォーマンス・チューニングしてみてはいかがだろうか。
推測するな、計測せよ。