東武鉄道のお金で日光観光に行きました。

東武鉄道のお金で日光観光に行きました。

「日光・鬼怒川エリア週末フリーパス」

2022年 日光・鬼怒川エリア週末フリーデー
https://www.tobu.co.jp/campaign/nikko-freeday2022/

こちらを用いました。毎年開催されているみたいですので、ぜひ旅の候補にいかがでしょうか。
日光周辺の東武鉄道、バスが乗り放題、観光施設も特別割引などしてもらえます。
事前申込制で数に限りはありますが、これが無料で入手できるんです。
とんでもない代物です。

このフリーパスの事前申込後、栃木県も「まん延防止等重点措置」対象地域に追加されました。

不要不急の都道府県間の移動は極力控える

特措法第24条第9項

県内の移動については明記されていません。だから良いという訳では決して無いのですが。
県内一人旅で感染リスクは少ないと判断し、感染症対策に万全を期して挑みました。

だいぶ詰め込んだスケジュールです。

「日光・鬼怒川エリア週末フリーパス」を受け取りに

日光駅まで

受け取り場所まではさすがに自費です。宇都宮駅から日光駅へ。

宇都宮駅前にも雪が残っている日でした

だんだん雪深くなっていきます。

車窓

JR日光駅へ!

JR日光駅

フリーパス受け取りの為、東武日光駅へ移動します。

雪景色すごい……

フリーパスの受け取り

こちらです!

プライバシー保護のため、日付を隠しておきました。

日光駅・東照宮周辺

小学生の団体らしき集団を見かけました。
この社会情勢でも、小学生の課外活動ができていて胸を撫で下ろしました。

揚げゆばまんじゅう

「日光さかえや 揚げゆばまんじゅう本舗」という東武日光駅前のお店に伺いました。
揚げゆばまんじゅうをいただきました。1つ220円でお茶がサービスで付きます。

揚げゆばまんじゅう 220円

220円正直お高いな、なんて思って買ったのですが、味は非常に美味でした。

サクサクして、しょっぱさと甘さのどちも感じられて、温かくて美味しいです。

ゆばうどん

日の丸というお店でゆばうどんを食べました。

コロナ禍&11時台ということもあり、開いているお店が少ない中で見つけました。

ゆばうどん 1100円

実は日光ゆばも初めて食べました。
寒い中温かいうどんが体に染みました。
とても美味しかったです。

日光東照宮

人生初の日光東照宮です。

雪が落ちる姿に趣を禁じえません。

甘酒が売っていたので、飲んでみました。

アルコールを含まないタイプの甘酒
甘酒を飲みながら見る雪景色と五重塔

日光東照宮本体へは入場料的なものが必要です。
大人1300円です。
予算の都合で断念しました。
仁和寺にある法師スタイルですね。

ここより有料

御仮殿が無料公開とのことで、行きました。

東照宮修理時に使われる仮の御殿です。
400年の歴史がある立派な建物でした。

内部は撮影禁止でしたので写真なしです……

日光二荒山神社

日光東照宮の隣にあります。

「ふたらさんじんじゃ」と読みます。
宇都宮市にある二荒山神社は「ふたらやまじんじゃ」です。
漢字同じですが、全くの別物です……

たくさんの杉があります。縁結び関連から家族関連まで……

比較的人も少なく、ゆっくり過ごせました。
後ろの杉が、花粉色をしていて、恐ろしいですね……

ネタだと思っていたPayPayお賽銭が現実に存在してびっくりです。

元気御守、購入させていただきました。

後日撮影

ここよりバスに乗って、中禅寺湖方面に向かいます。
日光駅→中禅寺湖まではバスで1時間ちょっと、1000円程です。
今回はフリーパスのため、バスには無料で乗り込めます。

中禅寺湖周辺

いろは坂

上り専用の第二いろは坂、下り専用の第一いろは坂があり、合計カーブ数が48個あることに由来して、1カーブ1つずついろはにほへと……が割り振られています。

バスより

ただのカーブじゃなくて、180度方向転換するタイプのいわゆるヘアピンカーブで、かなり迫力がありました。

明智平展望台

第二いろは坂の途中にある明智平ロープウェイより明智平展望台へ行きました。

ロープウェイに3分ほど揺られて到着です。
フリーパスでここも利用できるとのことで、行ってみました。
通常料金だと大人往復1000円です。

中禅寺湖方面の眺めは中禅寺湖と華厳滝が一望できます。

右手には男体山も!

反対側には関東平野が見えます。

小さめの展望台で遊歩道も雪でふさがっていたので、ロープウェイが無いと行けない状態でした。
ロープウェイ切れちゃったら積むなこれ……って思いました。

展望台全貌

日光自然博物館

ここより、いろは坂を超えて中禅寺湖付近です。

日光自然博物館もフリーパスで行けるとのことで伺いました。
通常価格は大人510円です。

積もった雪が強風で舞って、幻想的になっていました。

中の写真は撮っていません……
比較的小さめの博物館ではあるのですが、展示は比較的豪華でした。

外には謎のかまくらがありました。これは展示物ではありません。

華厳ノ滝

先程の明智平展望台で見えていた滝は日本三名瀑と呼ばれ、和歌山の那智の滝、茨城の那智の滝に続く有名な滝です。

97mの水の自由落下が見られるとのことで、展望台より拝見しました。

有料のエレベータを使うと下からも見れるみたいですが、無料で見れる展望台に留めました。
それでも中々綺麗です。

展望台近くのお店で珈琲とゆばナゲットを食べて休憩しました。

中禅寺湖

日光東照宮周辺にも増して雪が積もっています。

つららまで。

つらら

中禅寺湖は、バスより眺めました。きちんと正面から見るともっと綺麗です‥‥!!

窓が曇っていたのでご了承を……

中禅寺湖は男体山の噴火で川が封じられたことによりできた湖です。
魚が住んでいなかったみたいなのですが、近年放流されて現在は魚も居るみたいです。

中禅寺湖周辺は戦前より別荘の大使館が並びます。
日光駅からかなり距離がある所に別荘を建てるわけで、それほどの魅力があるということです。
いつかちゃんと眺めてみたいものです。

奥日光湯元温泉周辺

中禅寺湖より、バスで湯本温泉に向かいます。
中禅寺湖→湯本温泉はバスで30分、880円程必要ですが、ここでもフリーパスにより、料金掛からず移動できました。

戦場ヶ原

物語シリーズにでてくる戦場ヶ原ひたぎではありません。地名です。
戦場ヶ原とは言いますが、かつて人同士での争いがあった訳ではなく、神々の戦いがあったことに由来するみたいです。

展望台はあるのですが、ここでバスを降りると次のバスまで極寒の地で待つ必要があります。
遭難しそうだったのでバスでの車窓のみに留めました。

バスより眺む戦場ヶ原

奥日光湯本温泉

ここまで来るとかなりの豪雪地帯です。

雪かきはされているので、歩くことは容易です。

神社への道は雪で封じられていました。

行けない神社

ミルフィーユのように積もっています。

湯守釜屋

湯守釜屋という宿にて、日帰り入浴しました。入湯料は1000円です。
奥日光湯本温泉には日帰り入浴している宿がいくつかあるのですが、時間帯であったり、営業状況であったりで異なるので注意が必要です。
行く際は下調べの後、向かいましょう。

温泉の写真は流石に撮れませんので、感想のみ……
硫黄強めの温泉でした。どうやら日本で4番目に濃い硫黄温泉とのことです。
翌日になっても体から硫黄の香りを感じる程です。

日光周辺はたくさん温泉があります。その中でも奥日光湯本温泉は一番遠くて、一番効きそうでした。

湯ノ湖

奥日光湯本温泉正面にあります。静かな世界でした。都会の喧騒とは違った良さがあります……
温泉から上がった後、一人眺めていました。

山間部ですが観光地ということもあり、バスはかなり頻繁に来ます。
地方都市より多いんじゃないかってレベルで……

このままバスに乗り、日光駅に戻りました。1時間ちょっとです。
爆睡していましたが、いろは坂の揺れで酔いました……
いろは坂は人類に早すぎた感あります。

無事、JR日光駅に戻ってきました。

終わり

朝9時に家を出て、帰ってきたのは20時前です。出発も帰宅も無理のない時間で、色々楽しむことができました。

フリーパスのおかげで、日光駅↔奥日光湯本の往復で4000円弱、明智平ロープウェイと日光自然博物館の料金1500円程が無料になり、通常価格より5000円程も安く旅を終えました。

「日光・鬼怒川エリア週末フリーパス」今年は時期が終わっちゃいましたが、来年、よければいかがでしょうか。

若干話は変わりますが、宇都宮から日光は近いようで、遠いものです。
宇都宮→奥日光湯本温泉となると公共交通機関では片道2時間を要す上、3000円程掛かります。
宇都宮から中禅寺湖まででも片道2000円程度は掛かります。
対して宇都宮から浅草までは東武鉄道を使えば1200円ちょっとです。
そんなこともあり、東京へ行くほうが安くて近いというのが宇都宮事情です。

コスパという点だけで見ると東京に行く方に軍配が上がる訳ですが、日光には東京にはない魅力、というより他の地域では味わえない魅力があります。言語化できないのですが……

久しぶりの旅行、とても充実した1日でした。

終わり。