「さなのばくたん」にBIG LOVE
さなのばくたんの余韻が未だに抜けません
男には泣いていいときが3つある。
- 生まれた時
- 死ぬ時
- 「さなのばくたん」を見た時
名取さなというVTuberさんの誕生日イベント「さなのばくたん」に行ってきた感想やお気持ち記事です。
感じたこと
- 元々歴の浅いにわか「せんせえ」だった
- ていねいすぎるイベントに感動
- 会場にいる全員が同じ対象を好きと感じている世界に泣く
- 5年目にして解き放たれる伏線回収でキングオブカタルシス
- これからもっと名取さなを推していきたい!!
さなのばくたん参加まで
名取さなをちょっと見た人からするとギャハハと笑う大喜利系かわいいVTuberの印象を受けると思うんです。
自分もその一人でした。
でもそんな生半可な存在ではなかったんです。
なんていいつつも、名取さなのもう一つの姿を全く知らなかったわけではなく、考察動画などでその概要については知っていました。
でも別にそれは過去の話だと思っていたんです。
VTuber始めた初期の頃の話でしょ?って。
そんな中、名取さなの誕生日イベント「さなのばくたん」が今年も開催されて、現地参戦できるせんせえのひとりになることができました。
私は初心者せんせえなので絶対量として名取さなを知れているとはいえない上、あまり深い考察もできませんので、温かい目で見ていただけると助かります。
さなちゃんねる王国では馴れ合い禁止ですしね!?
ていねいすぎるイベント
神奈川県は川崎市にある「ラ チッタデッラ」という複合商業施設が会場です。
「さなのばくたん」は3年連続で開催されているお誕生日イベントなのですが、椅子に座ってるだけじゃなくて、この商業施設全体でイベントが行われます。
コラボメニューに始まり、
物販ももちろんあり……
コラボグッズもあり……
ちょっとした展示なんてのもあり……
kawaii
タワレコでは店内で名取さなの曲が流れ、入り口では名取さなの映像が流れ、今回と過去作のCDまで売られています。
毎年安定して新曲を供給してくれるのすごすぎ……
イベントチケットで割引とか…………他にもこの時期に合わせてコンビニプリントなどもやってて、数が多すぎます。
名取さな、何者なんだ????
登録者30万人の個人VTuberなんですよ?ファンサし過ぎでは?????
会場周辺はせんせえたちで溢れてて、名取さなのパーカー着てたり、ぬいぐるみ持ってたりと、名取さなで溢れかえっていました。
当日はド平日でしたが、整理券でも捌ききれない大盛況でした。有給とったり、海外から現地に駆けつけるせんせえたちもすごすぎです。
そしてチケットを提示して会場内に入ると、溢れんばかりのフラワーギフトが並んでいました。せんせえたちの愛が強すぎます……
名取さなにプレゼントを贈るコーナーに大量の手紙が置いてあったのが、個人的に号泣ポイントでした。
「おはなやさんのせんせい」って名乗るの良すぎません?
フラワーギフトも、オリジナル溢れるものがたくさんありました。
詳細については誕生日イベント振り返り配信を御覧ください!
そして、こんな大きなイベントでも小さなこだわりがたくさんあって、
レシートにサインが入ってたり、
パロディポスターがあったり、
アルコール消毒のテーブルにイラストがあったり……と個人勢のVTuberとは想像もつかない、本当にていねいなイベントです。
開演
会場で流れたオープニングが振り返り配信で見れるので、共有します!↓
オープニングのレベル、高すぎません??
これから始まるんだってワクワクの瞬発材料になってて、しかもめちゃくちゃ凝ってて。これだけでも映像作品として何らかの賞にノミネートされてもおかしくない。並大抵のクオリティではないです。
開始後、1曲目のサイリウム振りから泣きました。自分が推している対象に対してこんなに同じものを推してくれている人がいるんだという感動で、もちろん普段の生放送でも視聴者はたくさん居るのですが、実際生の人間を見るのとでは世界が違います。あの場所での一体感は本当に特筆すべきものがありました。
そのあと2曲目、3曲目と連続で踊りながら歌うのすごすぎるし、聴くとひしひしと分かるのですが、歌に感情がめちゃくちゃこもってるんですよ!!
↓2曲目、いよわ先生作のオリジナルソング「パラレルサーチライト」ライブ版です。
名取さなは画面の向こうの存在ですが、会場の音と映像は届いています。サイリウムだったり拍手だったりを使って意思疎通ができて、普段の配信のようなプロレスができることには感慨深いものがありました。
5スクリーン会場+ネット配信でしたが、それぞれの会場に反応しながら進めていく名取さなはプロすぎます。
そして内容としてはもちろんただの配信とは異なって、VTuberの配信というよりは視聴者参加型の物語でした。
特に最後は、その途中までの伏線やストーリーの意味が繋がって、さらにこれまで4年間の伏線も回収されて……せんせえたちを放心状態にするほどの大きな内容でした。名取さなを知って日が浅い私でも呆然としてしまう内容です。
私、本当はナースじゃないんです。
文章の上手なせんせえが「設定じゃなくて物語として消費できる瞬間」ってツイートしてて、まさにそのとおりだなと感じました。事件は現場で起きているんです。とんでもない瞬間に居合わせてしまいました。
イベントが終わってからも、1週間ほど余韻から抜け出せませんでした。
イベントを終えて
MOTHER2の実況配信などを見てみると、名取さなはお世辞にも器用とは言えないです。
ですがイベントを通して感じたのは、ていねいで緻密でブレなくて、尊敬というレベルではカバーできないレベルのエンターテイナーなんです。
名取さなには配信をちょっと見ただけでは分からない、年単位で追いかけることによる魅力があると感じました。
「名取さなはというVTuber」というより、「名取さなという物語」を見ているという方が正しいような気がします。一般的なVTuberとは常軌を逸しています。
正直名取さなという存在を侮っていました。
名取さなすごすぎます。
これからもっと推していきたいと感じるイベントでした。