いつも通勤で乗る電車に最後まで乗って、温泉に浸かってきた
気分転換に、森林公園と小川町まで行きました。
東横線を使って渋谷まで通勤している。
そんな中よく見る「森林公園」行き。
都会のサラリーマンにはあまりにも眩しすぎるその名前は、毎朝行き再表示だけでも目一杯の魅惑を放っている。
なら行ってやろうじゃねぇか。森林公園とやらなに。
どんな森林が待ち受けているんだ!!!
特急 Fライナー 森林公園行
特急に乗りたい都合、武蔵小杉駅発。
この路線、列車がありえない頻度で来る。
もっとありえないのは、この頻度でも全然需要を賄いきれていないことだが。
待っている間に路線図を眺める。
特急Fライナー森林公園行きが来た。
次の停車駅は自由が丘。武蔵小杉はFライナー最後の神奈川県停車駅。
これから東急東横線(特急)→東京メトロ副都心線(急行)→東武東上線(快速急行)と移動していく。
小竹向原は東京最後のFライナー停車駅。
ぼーっとしていたらあっという間に川越まで来た。
川越を過ぎたあたりから、自然あふれる景色になってきた。
乗客もまばらで、都会の空気を田舎に輸送する列車になっている。
通勤電車として普段ギチギチに人を詰め込んでいるとは思えない様相を呈している。
こんな景色合法で見て良いのか???
あまりにも景色が地方路線すぎる。
さっきまで東横線走っていたとは思えない。
森林公園に着いた。
森林公園→小川町
実はFライナーの最長ケースは森林公園より3駅先の小川町である。
つまり、小川町が真のFライナーの終着地である。
本数は少ないが、たしかに「元町・中華街発小川町行き」も存在するので、嘘ではない。
それに森林公園から小川町は3駅で12分程度の距離にあるので、先に小川町駅周辺を散策してから、後で森林公園駅に戻ることにした。
ボックス席もどきの車両に乗って、小川町まで行く。
住宅地らしい風景が広がり、
山間部らしい風景も見れる。
真の終着地、小川町
小川町駅まで来た。
キジバトが泣いていた。
遂に関東平野を脱した感じがある。
ドーナツ
駅前に「三代目清水屋 おからドーナツ」というドーナツ屋さんを見つけた。
買っちまった。
コーヒーシュガーみたいなやつ。
うまい。
温泉
小川町駅には、徒歩圏内(片道13分)に「おがわ温泉花和楽の湯」という温泉があるらしい。
折角なので駅から温泉まで歩くことにした。
道中の景色がエモい。
存在しない小さい頃の遊んだ記憶が蘇ってきた。
あと、百合の花が色々な場所に自生していた。
ぼく夏か?この景色??
温泉に着いた。
土日祝は1400円で、タオル類と館内着が着く。(岩盤浴付きのコースや18時からの安めのコース、宿泊なんかもある)
ここで温泉に浸かって、少しダラダラしてから帰った。
マンガとかが休憩室においてあれば、無限にここから抜け出せなくなっていたと思う。
帰路
帰りは夕方になっていた。
駅までの帰り道もいい景色だった。
のどが渇いたのでコンビニで炭酸を買って帰った。
極早生 みかんソーダ。
小川町。いいな。
小川町駅は東武線以外にJR八高線の駅もあって、こっちは八王子から高崎を結ぶ路線。
エモいのは、気動車ということ。架線の無い路線は久しぶりに見た。
地元の山陰本線が思い出させられる。
小川町駅から1本で池袋に帰れるが、森林公園に寄って帰る。
森林公園
森林公園駅に戻ってきた。
でかい車両基地があるため、路線が複雑に入り組んでいる。
森林公園行きが多いのも納得の線路である。
駅前には森林があった。
たしかに森林公園はあるが、地図から見て明らかに遠い。
サービスエリアとかで見る縮尺の地図すぎる……
一応駅前の道をまっすぐ行けば森林公園には着くらしい。
しかし森林公園駅から森林公園まで、Googleマップに徒歩74分と言われた。
厳しいって。
いやしかし、中央林間に林は無かったけど、森林公園には森林がある。
田園都市の欠片もない田園都市線や、もう存在しない「学芸大学」「都立大学」を駅名に残す東横線に比べれば、かなり名を呈した駅でないだろうか。
ちなみに森林公園駅から歩いていける範囲にファストフード店は無い。
でもコンビニが駅前にあるので、田園都市線の終着地、南栗橋駅より充実している。
駅から川を超えた場所に場所に工業団地があるらしい。
そんな森林公園駅は比企郡滑川町という場所にあるらしい。
川越特急
帰りの時間帯にFライナーが無かったので、川越特急で途中まで帰ることにした。
特急と言いながら追加料金は掛からない。
東武鉄道の特急は追加料金掛からないものと掛かるものがあって、紛らわしすぎる。
番宣案内が自販機並みにカラフルだ。
そして、川越特急のフォントがジブリすぎないか??
川越特急内はガラガラであった。しかもボックス席で最高すぎる。
この車両に良質な睡眠を提供してもらいながら家まで帰った。