24卒Web系エンジニア就活に終止符を。

24卒Web系エンジニア就活に終止符を。

概要

就活を終えました。
(とかいいつつこの記事を書き始めたのは内定いただく3ヶ月前とかで、先に内定記事を書いておくことで客観的に自分を見ようと見つめようという魂胆で作りました)

僭越ながら、内定を得れた理由などを書かせていただきます。Webエンジニアでの話でn=1の情報です。
すべて嘘が書いてあるくらいの姿勢で読んでください。

誰に何を提供する記事?

これから就活が激化する25卒のWeb系エンジニア志望の学生へ、技術力以外で必要なことについて提供します。

ということで、あくまでターゲットは「授業だけでなく個人でもプログラミングしている方」です。
※私が志望した会社が新卒からWeb周りの技術力求める企業だったので、逆にそうでない企業は分からないので……

提供しないもの:具体的な就活の方法や面接のコツ、業界の状況など……就活生視点では適切な情報を提供しにくい内容

満足する内定につながった要素3つ

技術力以外に3つ挙げさせていただきます。
もっとたくさんあると思いますが、自分の中で特に挙げるとこの3つです。

1.自分を特別と思わないこと

これ一番に挙げるほど、めちゃくちゃ大事です。

恥ずかしながら私は自分を少し特別な学生だと思っていました。
「プログラミングでインターンやアルバイトもやってるし……?周りより早くから就活してるし、いけるっしょ!」
って思っていた時期が少なからずあり、その結果が本選考初期の段階でお祈りメールをもらっていた理由な気がします。

だって、憧れの企業で既にアルバイトとかしてたらちょっとだけでも自分特別かもって少し思っちゃいません??
そんな中インターンに受かったりしたらそんなの疑いようもなくなっちゃいます。
そもそも自分すごいって心のなかで思わないと辛すぎて続けられないですし……

技術力はもちろん大事です。でも特筆したいのは技術力で何とかなるのはエントリーシートと、せいぜい1次選考です。
(新卒でも技術力無いとそもそも受け付けてくれないので、「技術力は必須だけどそれだけが重要じゃない」が正しいのかもしれませんね……)

ですので、読者の方がJeff Deanレベルのつよつよエンジニアでも就活しましょう……

ちゃんと就活しなければ、全然普通に落とされます。
Web系エンジニアは人材不足ですが、人手不足ではなさそうです。
技術力あればとりあえず内定出しとく、みたいなことはありません!!

就活、意識高くて嫌だみたいなのあると思います。でも意識高い系と意識高いのは全然違います
前者は中身を伴っていないことを補うものですが、後者は中身が伴った結果により生じるものなので……

Webエンジニアもとい、理系だから一般的な就活をすっ飛ばしてできるわけではないんですよ……
一般的な就活生が通る自己分析とかを怠るとまじで死にます……

といいつつも、SPIの代わりにコーディング試験で済んだり、集団面接がなかったり、3,4次面接くらいで最終面接だったり……もちろん総合職よりは就活っぽいことをしなくて済む側面もかなりあります。

2.情報を得ようとする姿勢を持つこと

これ、めちゃくちゃ大事です、人間は無知なので。

企業説明会や逆求人に行くとどの企業も魅力的だなって思っちゃいます。
これは当たり前で、企業の厳選された人事の方が社会の荒波に揉まれながら練りに練ったプレゼンで、その企業の顔となるようなイベントな訳ですから、魅力的で当然です。
プロのイラストレーターさんが描いた絵が綺麗くらいの常識です。

ということで、受動的に情報を享受しているとどこも魅力的だからどこでもいいやになっちゃいます。

なので自己分析をして軸を持った上で、たくさん情報を仕入れることです。

インターン

インターンはこれを実現する上での銀の弾丸かもです……(要する時間を除けば)

志望している企業はもちろん、現場に触れた経験は別の企業の本選考でもめちゃくちゃ役に立ちます。

1dayで会社の説明中心で終わっちゃうものもありますが、できれば実務を経験できる複数日のものが良いのかなと思います。
有給で選考難易度の高いところだと参加した事実すらもESでアピールできますし……

さらにアルバイトレベルになると会社の内部をより深く知ることができるようになります……!

本選考

私は本選考を実際に受けながら改善していくという粗治療で改善していきました。
毎回面接で聞かれたこと、話したことをすべてまとめて次どこを治すかを考えていました。
(1時間の面接でも1日経つとあっさり忘れちゃうので、面接終わったらすぐにNotionに書き出してまとめていました。)

二面性のはなし

全ての物事には二面性があります。
軸がないと悪いことがいいことに見えちゃうので、まじで軸を持つこと大事です……

これはアピールする時も、企業を探す時も大事です。
アピールするときだと「飽きやすい性格」って一見弱みですが、例えばWebエンジニアという技術の移り変わりが早い業界においてもキャッチアップを早くできるとも言えるので、強みとも言えます。
企業を探す時も「社食3食無料」って一見良さそうですが、朝から夜まで会社に縛られてしまったり、他の企業では家賃補助になる福利厚生が食に変わっているなどライフスタイルによってはむしろデメリットにすらなります。

こういった弱みにも強みにもなる物事ですが、学生側が弱みを強みに変えてアピールするように、企業側も弱みを強みに変えているという点も留意しなければなりません。
「若手への裁量権」って輝いて見えますが、ブラック企業(人がどんどんやめていくから自然に裁量権が落ちてくる)、ホワイト企業(制度や仕組みが充実しており、若手が失敗することが重視されており会社がカバーしてくれる)、どちらでも言えることです。
他にもブラック企業の常套句「アットホームな職場」もホワイトな企業だって使いますし……

情報源

ネットの誰かが書いたアフェリエイト目的の記事や偏見まみれのまとめ記事、2chの自称その業界の人のスレまとめとか、この記事とかはあくまで参考程度にしておくべきです。

たくさんの良質な情報源にふれましょう……

無難ですが、会社四季報の業界地図(または日経の業界地図)がオススメです。
Webエンジニア就職という最初から業界を絞ってるとはいいつつも、です。木を見て森を見ずになってはいけません……

会社四季報の業界地図や日経の業界地図は各企業がそれぞれどう繋がっているか(資本提携、共同開発など)、どこが強みなのかなどが分かります。
(日経の方も四季報の方も同じ価格で内容もかなり似てますが、後者のほうがIT系の情報少し多めで文字や図の構成も全体的に見やすくて良かったかなくらいの肌感)
もちろん業界地図も全業界について述べられた本なのですが、Webに関係しそうな部分だけ見てみても(少なくとも私は)知らないことがたくさんありました。
例えばネイバー→Aホールディングス→Zホールディングス→LINEの資本の関係とか文字で言われてもわからないところを図示されてるのはめちゃくちゃに分かりやすいんです……
あと国内では富士通がサーバートップシェアでも世界ではグラフにすら出てこないとか……

他にもtoC向けサービスで有名な企業がtoBで名を馳せているのとか、常識をなんの情報もなしに疑うのは難しく気付けないので、そういう情報ってそもそも検索しようとすら発想が出てこないんですよ。
こういった全体を俯瞰できて常識を修正できるのは情報を得るための情報としてめちゃくちゃ意味あります。
就活でよく見るあの企業ここに居たんだとかめちゃありますよ……

他、就職四季報だと最初の全体の傾向(3年後離職率の割合、平均残業時間の割合、新卒初任給の割合などのグラフ化)が参考になります。就職四季報後半としては企業ごとに採用人数や前年の選考具合(何人応募して何人内定出たかなど)、3年後離職率などが載っていますが、Web系ベンチャー載っていない企業も多いです。志望する企業が載っている場合は見ておくと良さそうといったところです。

ちなみに鈍器としても有名な会社四季報(無印)は株主向けという側面が強く、就活ではなからずしも必要でないのかなと思いました。例えば某C社の株の50%は某D社が持ってるのかとか、株価の推移とその理由の解説などが載ってますので、より知りたければ見てみるのもありなのかなと思います。

次に就活向けの本です。これ無限にあるんじゃないかってレベルで出版されてるし、全部見比べたわけではないのでこれがいいとかは断言できません……

Web系就活向けの説明会やセミナー、各種イベントはサポーターズがやはり強い印象で、支援金的な側面でもつよつよですね……

併せて就活での常識や価値観を知る上ではFラン大学就活チャンネルというYouTubeチャンネルが役に立ちました。
大っぴらには言いにくいこととか、人間の弱さに関してとか、そういった情報が詰まってます。

「週休二日制」と「完全週休二日制」が別物とか、「36協定」や「派遣業登録」の概念、常識かもしれませんが、私はこのチャンネルのおかげで知って、他にも色々と合わせて就活と戦うすべを身に着けた感はあります。

具体的に役に立つ情報としては、世に溢れかえる就活チャンネルで摂取しました。
しゅんダイアリーさんとか就活系YouTuber大手のutsuさんとか……
就活つよつよ勢ってこんな感じで自己PRとかしてるんだ……とか、社会ってこういうことが求められているんだみたいな知見を得ました。

ただこういった情報は就活しだすと現実が怖くて見れなくなってくる場合もあるので、就活前から触れておくと良いのかなって思ったりします……

さらにこういった情報が使えるのはあくまで判断材料や検討材料に過ぎなくて、面接では「xxが言ってたから」は使えないなので、自分の体験として伝える必要があります。そうするとやはり個人開発やチーム開発、実務インターンしか勝たんとなります……(あんまりインターンしてない人間が言えたことじゃないけど)

選考スケジュールの早さには注意

難しいのが、Webエンジニアという職種、一般的な企業より選考スケジュールが他より早いんですよ……これはあくまで体感ですが、
優秀な人は3年夏にインターンしてる→3年夏は当たり前、優秀な人は1,2年から当たり前のようにやってる
優秀な人は3年生の年末には内定貰っている→優秀な人は3年5月くらいに内定もらってる、11月で就活生の半分くらい内定持ってる、年末に内定もらうのはちょっと遅いくらい……

と狂ってます。
大学のキャリアセンターに相談に行ったとき、自分ではやばいって焦ってるのに、相談に乗ってくださる方はゆっくり来年に向けて頑張っていこうみたいな姿勢で噛み合わなかった悲しさがあります。

マスコミ業界も早いらしく、結局業界によるとしか言えないです。
大事なのは周りがまだ就活していない、学校から案内が来ていないから大丈夫みたいな自身の周りに閉じた相対的な判断をするのは危険すぎるということです。

さらに就活スケジュールは経団連の就活ルール廃止なども相まって年々早まり、1つ上の先輩がこうだったからが当てにならない世界です。
インターンは今でこそ当たり前ですが、10年前は半分の企業も実施していなかったみたいですし……

フロントエンドフレームワークかよってレベルで変わりますね……

志望企業が決まってから面接に向けて

その企業の新卒向け資料、オウンドメディア、企業の技術ブログ、人事の方のブログ、上場していればIR情報や中長期経営計画などを見るとより深まる印象です。
某M社はあそこと資本提携結んでて、この業界デジタルもアナログも牛耳ってるなとか分かりますし……
株主総会での質疑応答記録など、面接時の逆質問の種にできそうなものがあったりします。

余裕があったら会社の創業者の方が書かれた本など読むと文化を深く知れてお得です。
(株式会社ディー・エヌ・エーの南場さん著「不格好経営」はディー・エヌ・エー志望でなくても一読おすすめです!!)

3.自己分析をすること

これ死ぬほど言われるので常識かもしれませんが、自己分析が命です。1,2で挙げたものは3に帰着します。自己分析大事です。自己分析大事です。

※ここでの自己分析は就活サービスとかによく付いてくる自己分析アンケート(あなたはxxタイプな人間です!って出てくるやつ)ではありません。

これまでどんなことをしてきて、今どんな強みと弱みがあって何に喜びを感じて、これからどうしていきたいか、そのために今何をしているかを面接で伝えるための行為です。

大事なのは自分がどうしたくて何ができて、どういうところが志望する企業とマッチして、なぜその企業に行く必要があるのかです。
その人にしか言えない、その企業じゃなきゃだめな理由である必要があります。

よく面接で見られるのが「将来像と企業の方向性がマッチしているのか」と言われています。志望する事業領域よりも将来像の方を重視してる企業もあります。
※企業が具体的に求めている新卒は企業によって違うので、その企業の採用ページやオウンドメディアの記事を見てください!!!!

将来像を決めるためには自己分析と合わせて社会を知る必要が出てきます……
就活生、新聞読めって言われがち……

もちろん学生の立場で将来像を決めるのは無茶だと思いますし、社会人になったらほぼ確実に変わっちゃうのですが、仮決めは必要ですし方向性はある程度定めなければいけません……
(5年後,10年後どうしたいかとか面接で聞かれちゃいますし、そこで学生の立場では決められないのであえて定めていないとか、将来は誰にも予想できないので考えていません!とか言うと落とされちゃいます←これ初期カジュアル面談で実際にやって、人事の方にやめたほうがいいよって言われた苦い思い出があります……)

おまけ

企業によっては何次の面接で何を聞くか、どういう視点を見ているかを公開しているところもあります。
面接で相手が何を求めてるか分かるってめちゃくちゃに強いので、そういった情報がもしあったら必読ですし、カジュアル面談の場で聞いてみると良いです……

あと気持ち的に大事だと感じたのが就活で得られたものが就活以外で役に立つということです。
考えていることを伝える力であったり、社会がどう構成されているのかであったり……
日本の就活はおかしい……と思いつつも、全く他で役立たない無駄なことではないということです。

就活前からやっていて役に立ったこと

ここからは就活中より前にやっていた結果、就活につながったことになります。

1.圧倒的物量

とにかく数こなすのが大事だと思い、プログラミング(個人開発、アルバイト、インターンなど)をたくさんやってきました。
この企業はオーナーシップを重視しているので、このバイトでの経験を話そうとか、こっちの企業はコミュニケーションを重視しているので、サークルでの共同開発の経験を話そうとかいった具合に、場数が多いと面接の場に応じて適切な経験を話せるので柔軟性が高いです。

ただ経験を積む上でイエスマンになるのは絶対避けるべきです。
とにかく経験しろは間違ってると思ってます。私事で恐縮ですが、私はバイトの掛け持ちや団体の掛け持ちで大学生活だけでも2度、忙しさに押しつぶされました。
そういった意味でも「それを経験しなかったことで得られた時間」も重視すべきだと思っています。

2.振り返り・改善文化

同じ経験をして人によって結果が変わるのは得られているものが違う訳で、場数こなしても振り返りをして改善をしていかないと意味がありません。
※自分が言えたことじゃないですがねこれ

部内勉強会の終わりにアンケート取ったり、学期ごと、年度ごと、長期休暇ごとに計画と振り返りをしたりが就活で役立っている感あります。
(大きい失敗でなく小さい失敗をコツコツ潰してきたので面接で話せる失敗経験が少ない)

3.文章化

振り返りと被りますが、思ったことや感じたことを文章化するのめちゃくちゃ大事だと就活で気付かされます。体験しても思っても文章化できないと意味ないんですよ……
日々のブログやインターン参加ブログ、LT会での発表、日記などなどめちゃくちゃ意味あります……

特にブログがめちゃくちゃお世話になりました。
自己分析で書き殴るのと違って、ブログでの言語化は多少なりとも誰かに伝えられるような構成にしなければいけないので、ブログで形にしていくと、それが面接で使える形にも仕上がって一石二鳥です。
公開していない記事も含めて、かなりお世話になりました。

4.自分の機嫌取り

就活が嫌な理由って1時間で人生が変わっちゃうところです。
例えば内定までに4回面接があって、そのうち1回でも失敗するとその企業で新卒に入ることは今世でできなくなるとかプレッシャーやばくないですか??
しかもそれがこれまでの20年間の人生の集大成の結果なわけですよ……(そんなことは実際無いのですが、やってる側はそう感じます)。失敗したら人生否定されるんじゃないかって気がして怖くなります。

大学での授業を受けたりアルバイトしたりしながら就活も同時並行しているわけで、根本的に時間がない中で毎日のように人生の決断を迫られて、心が疲弊不可避です……

だからこそ、自分の機嫌を取れる(メンタルを維持できる)仕組みが就活前までにある程度出来上がってると強いのかなと思いました……

私はVTuberという無限供給癒やしコンテンツと過去の自分との比較でメンタルの低下を防いでいます。
辛いことあっても回復できる方法を知ってることによる心理的安全性は強いです。

そして、気持ちのコントール元が1つに依存しないことも心がけています。企業選びもこの1社しか考えていないとかでなく第一志望群だったり、推しVTuberさんが複数人居たり……

終わりに

偉そうなこと言ってますが、あくまで参考程度に。